ROUTINE

後期研修医の1日

新人後期研修医・
佐藤先生の1日

こんにちは。後期研修医1年目の佐藤です。
私は北里大学病院で初期研修を行い、そこでローテーションした脳神経内科に惹かれ入局しました。
今回は後期研修医の生活について少しだけ紹介させて頂きます。

  • 朝 8:30全体カンファレンス

    新入院の患者さんのプレゼンテーションを毎朝行います。
    プレゼンテーションは毎回緊張しますが、叱責のある場でなく、主治医や先輩の先生からご助言を頂き、教育的に見守る雰囲気があります。

  • 午前中病棟回診

    チーム毎に病棟を回診します。
    チームは主治医数名と、3〜5年目の後期研修医数名と、初期研修医数名で構成されています。
    個人的には患者さんとお話しし、診察から病巣を見つけるところが脳神経内科の魅力だと思っています。そのため、先輩方の診察を間近で見ることができるこの回診の時間は大変有意義です。
    入院中の患者さんが安心して過ごせるよう、困ったことがないか常にお話しさせてもらうよう心がけています。

  • お昼自由時間

    院内には職員食堂の他、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンとコンビニエンスストアが充実しています。
    時間がある時は、チームメンバー全員で職員食堂へ行き、昼食をとっています。職員食堂は毎日メニューが変わり美味しいです。

  • 午後生理学検査

    病棟医には生理学検査室当番というものがあり、当番日には針筋電図を行ったり、脳波や神経伝導検査の読影を行います。難しいですが、上級医と共に行うため大変勉強になります。また、希望があれば脳血管内チームが行っている脳血管造影検査にも参加することができ、指導のもと実際にカテーテルに触れることができます。

  • 夕方 16:00夕カンファレンス

    チーム全ての患者さんについてショートプレゼンテーションを行い、その日の病状変化や行った検査結果などをチーム内で共有し、今後の方針について確認します。
    主治医の先生方は病棟医が困ることがないよういつも気にかけて下さるので、何でも聞きやすいです。

  • その他

    毎週木曜日にはチャートカンファレンスがあり、入院患者さん全員のプレゼンテーションを行います。
    また、抄読会や症例検討会も適宜行なっており、臨床だけではなく、座学の場も設けられています。

脳卒中の疑いがある
患者さまが来院されました

当院では24時間365日脳卒中ホットライン対応を行なっています。
日中の脳卒中ホットラインは、先輩にご指導頂きながら、後期研修医で救急対応します。時間との勝負なので緊張感溢れる現場ですが、血栓溶解療法や機械的血栓回収術後に神経所見が改善していく様子は、何度見ても感動します。

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